撫子寄合の国際手話中級クラスはインドのスピーキングハンズ研究所の国際手話の生徒たちと交流会を行いました。

国際手話インストラクターのスジット・サハスラブデ氏(イギリス・スコットランド在住)と撫子寄合オンライン手話レッスンのディレクター、ペギー・プロザー氏が国際手話クラスを担っています。

日本とインド、それぞれ6名の国際手話参加者がZOOM上にて交流を深めました。参加者はまず初めに自己紹介、そしてどこで働いているか、興味のあること、好きなことなどを話しました。アイスブレイクの後、お互いの文化やコロナウイルスの状況などについて質問が交わされました。 

この交流会は50分間続き、最後の10分間は講師のスジット・サハスラブデ氏とペギー・プロッサー氏がまとめました。 スジットは、やり取りの中で英語のフィンガースペルが使われているのを見て、英語を使わないようにとアドバイスしました。なぜならすべての国のろう者が英語を第一、第二の言語として使用しているわけではないので、英語のフィンガースペルを避けるようにとアドバイスしました。

代わりに、指で英語を綴るのではなくビジュアルなジェスチャーを使ったり、絵を描いたり、写真を見せたりして表現するようにと皆に勧めました。例として、ベジタリアンの食事を好むかどうかについてグループ内で話し合った際に、指で書いた略語「VEG」を紹介した。VEGを指で綴る代わりに、スジットはジェスチャーを促しました。 

授業を終えたペギー・プロッサーさんは、「今回の交流会は、授業で学んだことを実践する良い機会になった」と話していました。今後もこのような、受講生の手話経験を高めるような交流をしていきたい」と語っています。

撫子寄合とインドのスピーキングハンズ研究所の生徒たちも、大喜びでいつかまた交流をしたいと言っています。

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