Raphael ‘Rafa’ Domingo

ラファエル (ラファ)ドミンゴは、米国ワシントンDCのギャローデット大学で言語学の博士号を取得中で、現在3年目です。ラファは、「彼」や「彼女」などの代名詞ではなく、ラファと呼ばれることを好みます。現在、フィリピンのマニラにあるデ・ラ・サール大学セント・ベニルデ校のろう者教育促進センターで、ろう者の遺産とフィリピン手話研究ユニットの責任者を務めています。また、フィリピンろう連盟の共同設立者であり、初代会長でもあり、世界ろう連盟アジア太平洋地域事務局の前運営委員の一人でもあります。フィリピン手話からアメリカ手話、日本手話への通訳、国連会議、世界ろう連盟アジア会議、国際デフ・ダンス・フェスティバル、国際手話習得会議での国際手話の通訳・翻訳などを行います。ラファの研究テーマは、手話の記録、語彙構文、民族学の分野におけるフィリピン手話、ろう教育と人権です。